ヒューマンドラマファンタジー恋愛・ロマンス

【涙雨とセレナーデ】あらすじ・登場人物・アニメの放送日|漫画は全14巻で完結

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雨の日に繰り返し見る、知らない庭で男の子と出会う夢。ある日、音楽の授業中に光に包まれた女子高生がたどり着いたのは、明治40年の日本だった——。『涙雨とセレナーデ』は、『夏雪ランデブー』の河内遙さんが講談社の女性マンガ誌「Kiss」で11年にわたって連載したタイムスリップ・ロマンスです。2026年2月13日に全14巻で完結し、2027年4月からテレビアニメの放送が始まります。この記事では、あらすじ・登場人物・アニメの声優とスタッフ・全14巻の発売日をまとめました。

雨の日の洋館の庭と、紫陽花が咲く池のほとり(イメージ)
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『涙雨とセレナーデ』の基本情報

項目内容
作品名涙雨とセレナーデ
作者河内遙
連載講談社「Kiss」(2014年〜2026年1月号)
ジャンルタイムスリップ・ロマンス(女性マンガ)
単行本Kissコミックス。全14巻で完結(最終14巻は2026年2月13日発売)
外伝『涙雨とセレナーデ』のその後を描く外伝が「Kiss」2027年1月号(2026年11月25日発売)から連載
アニメ2027年4月放送開始/アニメーション制作:手塚プロダクション

漫画は全14巻で完結

『涙雨とセレナーデ』は、「Kiss」2026年1月号で11年にわたる連載の最終回を迎え、2026年2月13日に最終14巻が発売されました。テレビアニメ化は、その最終巻の発売日に発表されています。さらに、本編のその後を描く外伝の連載が「Kiss」2027年1月号から始まります。

巻発売日
1巻2015年10月13日
2巻2016年10月13日
3巻2017年11月13日
4巻2018年9月13日
5巻2019年7月12日
6巻2020年5月13日
7巻2020年12月11日
8巻2021年8月12日
9巻2022年3月11日
10巻2022年10月13日
11巻2023年8月10日
12巻2024年6月13日
13巻2025年4月11日
14巻(最終巻)2026年2月13日

『涙雨とセレナーデ』のあらすじ

明治40年にタイムスリップした女子高生

主人公の片桐陽菜は、元気が取り柄の女子高生。幼いころから、雨が降る日になると、知らない庭でひとりの男の子と出会う夢を繰り返し見ていました。ある日、音楽の授業中に突然光に包まれた陽菜は、明治40年(1907年)にタイムスリップしてしまいます。そこで出会ったのは、憂いを秘めた御曹司・本郷孝章と、陽菜にそっくりな少女・雛子でした。

許婚の身代わりになって、首飾りを探す

孝章に助けられた陽菜は、雛子のもとで居候を始めます。雛子は孝章の許婚。陽菜は正体を隠したまま雛子になりかわり、元の時代に戻る手がかりとなるひいおばあちゃんの首飾りを孝章と一緒に探しはじめます。2人で過ごすうちに、陽菜は孝章に惹かれていきます。けれど孝章は許婚の雛子を想っているはず——。陽菜を気に入る女流奇術師の天菊(実は男性)も現れ、恋の行方はますます複雑になっていきます。

雨の日の洋館の応接間に置かれたチェロと譜面台(イメージ)

すれ違いを越えて、重なる2人の想い

首飾りの手がかりを失った陽菜は、孝章への恋心を封印し、この時代でひとりで生きていこうと決意。育児院で暮らしながら、カフェの女給として働きはじめます。一方、陽菜の正体を知った孝章は、自分が想っていたのは最初から陽菜だったと気づき、彼女を捜しはじめます。何度もすれ違いを重ねた末に、2人はついに互いの気持ちを確かめ合います。しかしその先には、本郷財閥の過去にまつわる因縁と、未来へ帰るための「ある条件」が待っていました。

『涙雨とセレナーデ』の主な登場人物と声優

片桐陽菜(かたぎり ひな)/声:宮本侑芽

主人公。元気が取り柄の女子高生で、明治40年にタイムスリップしてしまいます。幼いころから雨の日に、知らない庭で男の子と出会う夢を見続けてきました。見知らぬ時代でも落ち込みすぎず、働き口を見つけて自分の足で生きようとする、まっすぐで潔い性格です。演じる宮本侑芽さんは、陽菜の「潔さや、くるくると表情を変えながら進んでいく姿」を大切にしたいとコメントしています。

本郷孝章(ほんごう たかあき)/声:大塚剛央

本郷貿易の御曹司。憂いを秘めた美青年で、子どものころに出会った少女との思い出を、今も胸に抱き続けています。許婚の雛子とそっくりな陽菜と出会い、少しずつ心を動かされていきます。家の事情や財閥の因縁を背負いながら、陽菜と生きる未来を選ぼうとする姿が、物語の大きな軸です。

雛子(ひなこ)

孝章の許婚で、陽菜にそっくりな少女。陽菜を居候として迎え入れます。物語が進むにつれて、学ぶことの喜びを知り、自分の意志で生きたいと願うようになっていく、もうひとりのヒロインです。

天菊(てんぎく)/菊之進、武虎(たけとら)

天菊は、奇術の一座「天久一座」の女流奇術師(実は男性)で、素顔は菊之進。陽菜を気に入り、彼女を助ける頼もしい存在です。武虎は書生として登場する青年で、実は陽菜と同じく未来から来た人物。首飾りの秘密を知っていて、タイムスリップの謎に深く関わっていきます。

アニメは2027年4月から放送

テレビアニメ化は、最終14巻が発売された2026年2月13日に発表されました。そして11月6日、2027年4月から放送されることと、メインキャスト・スタッフが明らかになりました。アニメーション制作は、『どろろ』『坂道のアポロン』などで知られる手塚プロダクションです。キービジュアルには明治の町並みにたたずむ陽菜と孝章が描かれ、ティザー映像では2人の声が初めて公開されています。放送局・放送日時は2026年11月7日時点でまだ発表されていません。

担当名前
監督亀井隆
シリーズ構成米内山陽子
キャラクターデザイン結城信輝
美術監督加藤浩
アニメーション制作手塚プロダクション

シリーズ構成の米内山陽子さんは、アニメ『ゆびさきと恋々』やドラマ『ひらやすみ』を手がけた脚本家。キャラクターデザインは『orange』などの結城信輝さんです。2026年11月25日から12月8日には、東京・青山ブックセンター本店で原画展も開かれます。

『涙雨とセレナーデ』3つの見どころ

1. 明治時代の空気が感じられる世界観

物語の舞台は明治40年の東京と横浜。洋館の暮らし、カフェの女給、奇術の一座、港町の異国情緒——。河内遙さんの繊細な絵で描かれる明治の風景は、それだけで眺めていたくなる美しさです。現代っ子の陽菜の目を通して見るからこそ、当時の生活の不便さや、女性の生き方の窮屈さも自然に伝わってきます。時代ものが好きな人にも、恋愛ものが好きな人にも楽しめる作品です。

2. 自分そっくりの少女と、すれ違う恋

孝章の許婚は、陽菜にうりふたつの雛子。孝章が見ているのは自分なのか、それとも雛子なのか——。「そっくりな少女」という設定が、恋のもどかしさを何倍にもしています。想いを伝えれば誰かを傷つけてしまう。だからこそ気持ちを押し殺す。すれ違いを重ねながら少しずつ近づいていく2人に、ページをめくる手が止まりません。雛子自身が自分の生き方を見つけていく姿も、もうひとつの見どころです。

3. 「時を越える恋」の切なさ

陽菜はいつか元の時代に帰らなければならないかもしれない。想いが通じ合っても、ずっと一緒にいられるとは限らない——その前提が、2人の時間をいっそう愛おしいものにしています。雨の日の夢、子どものころの記憶、ひいおばあちゃんの首飾り。物語のはじめから散りばめられた謎が、少しずつつながっていくミステリーのような面白さもあります。タイトルの「涙雨」のとおり、切なさが静かに降り積もっていく物語です。

『涙雨とセレナーデ』のよくある質問

Q. 漫画は完結していますか?

A. はい。「Kiss」2026年1月号で最終回を迎え、2026年2月13日に最終14巻が発売されました。全14巻で完結です。

Q. アニメはいつから放送されますか?

A. 2027年4月から放送されます。放送局と放送日時は2026年11月7日時点でまだ発表されていません。

Q. アニメの声優は誰ですか?

A. 片桐陽菜が宮本侑芽さん、本郷孝章が大塚剛央さんです。ほかのキャストは2026年11月7日時点で発表されていません。

Q. アニメの制作会社はどこですか?

A. 手塚プロダクションです。監督は亀井隆さん、シリーズ構成は米内山陽子さん、キャラクターデザインは結城信輝さんが担当します。

Q. どんな話ですか?

A. 明治40年にタイムスリップした女子高生・陽菜が、憂いを秘めた御曹司・孝章と、自分にそっくりな少女・雛子に出会い、時を越えた恋をするタイムスリップ・ロマンスです。

Q. 続編やスピンオフはありますか?

A. 本編のその後を描く外伝が、「Kiss」2027年1月号(2026年11月25日発売)から連載されます。

Q. 作者のほかの作品は?

A. 河内遙さんは、2012年にテレビアニメ化された『夏雪ランデブー』や、2025年にテレビドラマ化された『ムサシノ輪舞曲』などで知られています。

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まとめ

『涙雨とセレナーデ』は、明治40年にタイムスリップした女子高生・陽菜と、御曹司・孝章の時を越えた恋を描くタイムスリップ・ロマンスです。明治の美しい風景、そっくりな少女をめぐるすれ違い、そしていつか別れが来るかもしれない恋の切なさが魅力です。原作は全14巻で完結し、2027年4月には手塚プロダクション制作のアニメが始まります。雨の日に、陽菜と孝章の物語をひと足先に読んでみてください。

夕暮れの明治の港で、ひとつの番傘に入って並ぶ男女の後ろ姿(イメージ)

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