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『マリッジトキシン』は、少年ジャンプ+で連載中のアクションコメディです。殺し屋一族の次期当主が、妹を裏稼業から守るために婚活を始める——という設定だけで一度聞いたら忘れられない作品で、アニメ第1期は2026年4月から6月まで放送されました。第2期は2027年1月から放送予定です。
この記事では、あらすじ・主要登場人物・見どころに加えて、アニメ2期の放送情報や原作の刊行状況、どこで読めるかまでまとめました。
『マリッジトキシン』の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | マリッジトキシン |
| 原作 | 静脈 |
| 漫画 | 依田瑞稀 |
| 掲載誌 | 少年ジャンプ+(集英社)/毎週水曜更新 |
| 連載開始 | 2022年4月20日 |
| 既刊 | 18巻(2026年7月3日時点) |
| ジャンル | アクション・コメディ・婚活 |
| アニメ | 第1期=2026年4月7日〜6月30日(全13話)/第2期=2027年1月より放送予定 |
| アニメーション制作 | ボンズフィルム |

あらすじ
数百年にわたって殺しの技術を磨き続けてきた者たち——「使い手」。その五大名家の一角である「毒使い」の次期当主が、主人公の下呂ヒカルです。毒を操る腕は一族随一。ただし本人は、女性が極端に苦手で、甘いお菓子に目がない青年でもあります。
ヒカルには妹のアカリがいます。このままでは妹まで裏稼業に引き込まれてしまう——そう考えた彼が出した答えが「自分が結婚して家を継ぐ」でした。殺し屋としては超一流でも、恋愛は完全な未経験。そこで彼は、仕事で始末するはずだった結婚詐欺師の城崎メイに、その場の勢いでプロポーズして命を助けます。
助けられたメイは、婚活アドバイザーとしてヒカルに協力することになります。ところがメイは、女性の姿で人を欺いてきた——実は男性でした。結婚したい殺し屋と、結婚させる側にまわった詐欺師。この二人が組んで、ヒカルはボディーガードの仕事を通じて女性との出会いを探していきます。
婚活相手として現れるのは、義賊として盗まれた美術品を取り返している女性や、大企業の次期社長である大学生など、そろって訳ありの人物ばかり。そのうえ、水使いや音使いといった他の「使い手」たちも次々とヒカルの前に立ちはだかります。婚活の物語でありながら、殺し屋同士の戦いが同時に進んでいくのが本作の構造です。

主要登場人物
下呂ヒカル|声:石谷春貴
本作の主人公で、毒使いの一族「下呂家」の次期当主。毒を仕込んだ道具や自身の体を使って敵を倒す、裏の世界では名の知れた殺し屋です。その一方で、女性と話そうとすると顔を伏せてしまうほど奥手で、甘いお菓子には目がない。この落差が本作の笑いの中心になっています。婚活を始めた理由は、自分の幸せというより妹を守るため。「家を継ぐ者が自分でなければ、妹が同じ道を歩くことになる」という一点で動いています。相手を口説くことにはまるで向いていないのに、困っている人を前にすると迷わず体を張る——その不器用な誠実さが、出会う女性たちの心を少しずつ動かしていきます。
城崎メイ|声:若山詩音
ヒカルの婚活アドバイザーで、元は結婚詐欺師。女性の姿で人に近づき、金を巻き上げてきた過去を持ちますが、実は男性です。人の心の動きを読むことにかけては超一流で、ヒカルの言動を見ただけで「その言い方では相手が引く」と的確に指摘します。一度は殺されかけた相手に手を貸すという歪な始まりなのに、二人のやり取りは物語が進むほど、相棒のそれに近づいていきます。メイ自身がなぜ詐欺師になったのか、何を抱えているのかも、物語の大きな軸として少しずつ明かされていきます。
下呂アカリ|声:白石晴香
ヒカルの妹。兄が婚活を始めた、そもそもの理由にあたる人物です。兄が自分のために動いていることを知らないまま日常を過ごしており、読者だけがヒカルの必死さを知っているという構図が効いています。兄妹の距離感が、この作品のやわらかい部分を支えています。
姫川杏子|声:永瀬アンナ
婚活相手として登場する女性のひとり。盗まれた美術品を持ち主へ返す、義賊のような活動をしています。婚活相手が全員どこか裏の顔を持っているのが本作の面白さで、彼女もまた、普通の出会いでは決して交わらない立場にいる人物です。
嬉野シオリ|声:結川あさき
株式会社バルザックの次期社長にあたる大学生。経営者の立場から人を見る目を持っており、ヒカルの不器用さをどう受け止めるのかが読みどころになります。
潮雫|声:伊瀬茉莉也
「水使い」の殺し屋。毒使いであるヒカルとは異なる技術体系を持つ相手で、戦闘のたびに「使い手」それぞれの流儀の違いが見えてきます。
鳴子弦弥|声:斉藤壮馬
「音使い」の殺し屋。音を武器にするという特殊な戦い方をする人物で、本作のバトルに幅を与えています。
その他の登場人物
| キャラクター | 声優 |
|---|---|
| 嵐山キミ恵 | 白浜灯奈乃 |
| 中川桃壱 | 土屋神葉 |
| 花巻トシキ | 祐仙勇 |

おすすめポイント
① 「殺し屋が婚活する」という一行で、話が全部動く
設定の強さが、そのまま物語の推進力になっている作品です。殺し屋として生きてきた男が、妹を守るために結婚相手を探す。この一行から、女性が苦手という弱点、婚活相手が全員訳ありという展開、結婚詐欺師が味方につくという逆転、そして家を継ぐかどうかという一族の問題まで、すべてが自然につながっていきます。設定が奇抜な作品は途中で失速しがちですが、本作は「結婚しなければならない理由」が重いぶん、ギャグの途中でも緊張感が切れません。
② ギャグと殺し合いが、同じ場面で同居している
婚活パートは、ヒカルの奥手ぶりとメイの容赦ない指導で完全にコメディです。ところがその同じ回で、別の「使い手」が命を狙って現れると、一気に本気の戦闘へ切り替わります。しかも切り替わったあとも、ヒカルの目的は「生き延びて婚活を続けること」のまま。笑いと殺意が地続きになっているので、どのページでも気が抜けません。この落差の付け方が上手く、読んでいて飽きが来ないのが本作の強みです。
③ 婚活相手が、毎回きちんと一人の人間として描かれる
出会う女性たちは、ヒカルにとっての選択肢としてだけ配置されてはいません。義賊として動いている人、会社を背負う立場にいる人——それぞれが自分の事情と目的を持って生きており、ヒカルと出会うことで何かが変わったり、変わらなかったりします。恋愛としてうまくいかなくても、その相手とのやり取りが後の展開で効いてくることも多い。婚活ものにありがちな「相手を消費する」展開になっていないため、読後感が良いのもこの作品の特徴です。
④ アニメと原作、どちらから入っても入り口が広い
第1期はボンズフィルム制作で全13話。毒使いの戦闘を映像で見せてくれるので、原作を読んでいない方でもすんなり世界に入れます。アニメを見てから原作を読むと、婚活と戦闘が並行して進む構成のテンポの良さが改めて分かるはずです。原作は少年ジャンプ+で毎週水曜に更新されているので、アニメに追いついたあとも読み続けられます。2027年1月からの第2期に向けて、原作で先を知っておくのも楽しみ方の一つです。

アニメ第2期は2027年1月から
テレビアニメ第2期は、2027年1月よりカンテレ・フジテレビ系全国ネットの「火アニバル!!」枠で放送予定です。スタッフは第1期から続投し、監督は堀元宣さん、シリーズ構成・脚本はうえのきみこさん、キャラクターデザイン・総作画監督は徳岡紘平さん、アニメーション制作はボンズフィルムが担当します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送時期 | 2027年1月より |
| 放送局・枠 | カンテレ・フジテレビ系全国ネット「火アニバル!!」枠 |
| 監督 | 堀元宣 |
| シリーズ構成・脚本 | うえのきみこ |
| キャラクターデザイン・総作画監督 | 徳岡紘平 |
| 音楽 | 岩崎太整、yuma yamaguchi |
| アニメーション制作 | ボンズフィルム |
| オープニング主題歌 | 平手友梨奈「Kill or Kiss」 |
| エンディング主題歌 | AKASAKI「シャケナベイべー」 |
公開されている第2期の紹介によると、2期では新たな婚活相手との出会いと、「使い手」たちとの死闘が引き続き描かれます。あわせて、不穏な影を落とす謎の人物テルアキの存在も示されており、コメディの比重が高かった1期より、一族と裏の世界の話が前に出てくることが予想されます。
アニメ第1期のおさらい
第1期は2026年4月7日から6月30日まで、全13話で放送されました。妹を守るために結婚を決めたヒカルが、殺すはずだった結婚詐欺師メイにプロポーズし、婚活アドバイザーとして迎えるまでの導入から、最初の婚活相手たちとの出会い、そして他の「使い手」との戦いまでが描かれました。
1期を見ていちばん印象に残るのは、ヒカルが婚活相手の前でまったく格好がつかないのに、戦闘になった瞬間だけ別人のように動くという落差です。2期から見る方も、この落差を先に知っておくと入りやすくなります。
特筆エピソード【ネタバレあり】
殺すはずの相手に、プロポーズする
物語の始まりにして、本作を象徴する場面です。ヒカルにとって城崎メイは、始末すべき標的でした。ところが「結婚しなければ妹が裏稼業に入る」という切迫した事情が、彼に予定外の一言を言わせます——結婚してほしい、と。
この一言で、殺す側と殺される側だった二人の関係が、依頼人とアドバイザーという奇妙な協力関係に変わります。しかもメイは女性の姿をしていただけで、実際には男性。婚活は振り出しに戻り、代わりにヒカルは「人の心を読む専門家」を味方につけることになりました。ギャグの体裁を取りながら、物語の駆動装置をたった数ページで組み上げてしまう導入です。
『マリッジトキシン』のよくある質問
Q. 何巻まで出ていますか?完結していますか?
2026年7月3日時点で既刊18巻です。少年ジャンプ+で連載が続いており、完結はしていません。本編は毎週水曜に更新されています。
Q. アニメ2期はいつから放送ですか?
2027年1月から、カンテレ・フジテレビ系全国ネットの「火アニバル!!」枠で放送予定です。
Q. アニメ2期のスタッフは1期から変わりますか?
監督・シリーズ構成・キャラクターデザイン・アニメーション制作とも1期から続投です。主要キャストも変更は発表されていません。
Q. コメディですか?バトル作品ですか?
どちらもです。婚活パートはコメディとして描かれますが、「使い手」同士の戦いは本格的なアクションになります。この二つが同じ回の中で切り替わるのが本作の持ち味です。
Q. アニメから入っても大丈夫ですか?
大丈夫です。第1期が導入から丁寧に描いているので、アニメから入って気に入ったら原作へ——という順番でも問題ありません。
こんな方におすすめ
・設定が一度聞いたら忘れられない作品を探している方
・ギャグと本格アクションが同居する作品が好きな方
・『SAKAMOTO DAYS』のような、殺し屋が日常に紛れ込む話が好きな方
・恋愛要素はありつつ、糖度が高すぎない作品を読みたい方
・2027年1月のアニメ2期に向けて、原作で先を知っておきたい方
『マリッジトキシン』はどこで読める?
電子書籍では1巻から最新刊まで配信されています。本編は少年ジャンプ+でも読めますが、まとめて一気に読み進めたい方や、最初から読み返したい方は単行本がおすすめです。各ストアに無料の試し読みがあるので、まずは第1話の導入だけ確かめてみるのがよいと思います。
『マリッジトキシン』はコミックシーモアでも1〜18巻が配信されています。ジャンプ+で追いかけるより、まとめて一気に読みたい方に向いています。
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まとめ
『マリッジトキシン』は、「殺し屋が妹を守るために婚活する」という強い設定を、コメディと本格アクションの両輪で走らせている作品です。婚活相手が一人ずつきちんと描かれること、結婚詐欺師のメイが相棒として機能していること、そして戦闘が本気であること——この三つがそろっているので、読み始めると止まりません。
アニメ第2期は2027年1月から、カンテレ・フジテレビ系「火アニバル!!」枠で放送予定。原作は18巻まで刊行中です。放送前に先を知っておきたい方は、1期の範囲の続きにあたるあたりから読み進めるのもよい方法です。



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